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2005年10月 9日 (日)

円朝版「トスカ」はすごかった

051016_112001 これは凄い・・

聴き終わった後の正直な感想がこれ

武蔵野寄席「秋」

「円朝版『トスカ』が柳家喬太郎により現代に甦る」である。

「現代落語の祖」といわれる三遊亭円朝(天宝12年~明治33年)

当時ヨーロッパで流行っていたオペラ「トスカ」「名人くらべ 錦の舞衣」と落語にしちまった

それを今回、柳家喬太郎が演じるという

エッチラオッチラ中央線に乗って吉祥寺の武蔵野公会堂へ

「錦の舞衣」、はじめて聴く落語である

円朝の作品といったら、

「文七元結」やら「芝浜」やら、今もメジャーなものが多いのに

なんで、演じられていなかったのだろう・・

聞く前、そんな疑問があった。

あーなるほど、そうか。。

「錦の舞衣」は、まず長い(恐らく90分)、内容が複雑

そりゃそうか、原作がオペラなんだから。

それなりの時間がいるし、登場人物も多いか。。

だからここで、「錦の舞衣」とは・・・と話の筋を書きたいところだが、もの覚えの悪いアタイには無理なのでカット!

申し訳ありませんが他の方のブログを見てくださいな(あースゲー無責任!!)

そして「笑いがない」

うっ!と思うでしょ

成る程、これでは誰も演じたくねえな・・

また、演者の方も怖いと思う・・

だって、こんな噺だもん、客を引っ張っていけないではと怖気づくのではないだろうか

で、

今回の柳家喬太郎は、というと・・

この噺に挑戦したことにまず拍手!

パチパチパチパチパチパチ!!

そして

客を最後まで「引き付け」て、大感動のフィナーレに持ち込んだことに大きな拍手!!

パチパチパチパチパチパチパチ!!

噺の最後、客席のあちらこちらですすり泣きが聞こえたなー

こんなことは滅多にない・・

そんでもって

もしかしたら伝説となるであろう舞台がたった2000円だったことに最大の拍手

パチパチパチパチパチ

(なんじゃそれ!)

柳家喬太郎

今日のNHKで演じた「午後の保健室」のようなぶっ飛んだ新作落語もとーっても良いけど

こういった、噺もいいなー!

もちろん、落語をよく聴いている方には、超がつくほど有名なお方だが

このブログを見て「きょうたろ~・・ってダレソレ?」とお思いの方も多いと思う。

間違いなく近い将来「名人」と呼ばれると思う。

追伸その1

ゲストに三遊亭白鳥師登場。

喬太郎師に刺激されて、今回は古典落語に挑戦

「火焔太鼓」

この人の噺には、笑えて笑えて「ひきつけ」を起こしてしまった・・

メチャクチャだ~~~

追伸その2

普段、前座の噺は、まあいいか程度に聴いていたけど、今回の前座君の三笑亭春夢はなかなか面白かった。

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